中国古代王朝の講座ももう5回目。
この1月と2月は、11月の休講の分を含めて3回立て続けに通ったので、さすがに大阪音痴な私でも、電車のどの車両に乗ったら1番出口に近いとか、そういうことがわかってきた。
昨日は西周の話だったのだけれど、金文はなんとなく読める文字が登場するので面白い。そして今回、へぇと思ったのは重文記号(重文号)だ。
日本語で言えば「々」とか「ゞ」とか「〃」で表されるもの。
なんと、この重なる文字を省略する記号は殷の時代(甲骨文字)からあると言う。
↓調べたら、Wikipedia にあった。
古代中国の歴史に関しては、ここ20年の発掘調査で目覚ましく、いろんなことがわかってきているらしい。
今回の講座でも2003年に発掘された青銅器で西周12代までの王の名前が刻まれていて、司馬遷の史記の記述にある王たちの名前が確認できたそうだ。
遡って第2回の講座での話では、殷王朝での武丁の王妃であった婦好の墓(1976年発見)が、盗掘されずに残っていたらしく、大発見だったらしい。
なんせ、この王妃のことは「史記」には書かれていないのだ。
今まで知られていなかった王妃の存在が、発掘によってあきらかになった。女ながらに軍を率いていた人だったそうだ。
(ちなみに武丁とは、「風の小径」のほうに書いた襖絵の人の一人)
これからも何か出てきたら、こうした新しい発見があるかもしれない。
講座は残すところ、あと1回。
4月からの講座も申し込もうかとは思っているのだけれど、とりあえず、2月末に受ける乳腺外科の結果次第だと思うので、無事、結果がよいことを願うばかり。
さて、最初は大阪駅地下ダンジョンに戸惑っていた私も、5回目ともなれば少しは慣れてきた、^-^;
地下街を通るだけだと、お天気もわからないしつまらないと、ママ友にLINEを送ったら、大阪駅の上に農園があるよって教えてもらった。
↓で、行ったきたのがここ。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
京都にも八百一さんの上に農園があるけれど、大阪にもあった。
それも最後は階段でのアプローチしかないという場所。
11階から14階まで階段になっている。
一昨年の手術直後だったらまずは諦めていた高低差だ。
おかげさまでこれが登れるぐらいには身体は回復している。
珍しい野菜も多かったけれど、普通に春キャベツとか、
ブロッコリーもあった。
和らぎの庭では、1月は全然咲いていなかったのに、2月になったら一気に梅がほころんでいた。
次、大阪に行く3月にはどんな風景になっているのだろう。
それもちょっと楽しみかもしれない。
(おかげさまでお腹の調子はなんとか戻りました。^-^)
11階の福良雀