今朝、ムスメから花束が届いた。
この間の経過観察が無事終わったことのお祝いらしい。
私自身もほっとしたけれど、家族もみんな経過を見守ってくれていたんだなと改めて思う。
先日、久しぶりにママ友とランチをした。
彼女も難病を抱えていて、その日はちょうど受診の前だった。
その日、彼女から問われたのは私の心の持ちようだった。
私は今、生きているのは「おまけの人生」だととらえている。(ある種の開き直り)
2年前のちょうどこの時期にしこりを見つけ、最初に受診した医院で女医さんがエコーをかけながら、即座にあーこれは癌やなぁ、リンパにもあるなぁって、はっきりおっしゃった。その時に、あ、私、もしかして来年は生きてないかも?と思ったのだ。
それからステージ2bという判断がくだるまでの約一ヶ月は、もう1年後には生きてないかもしれないと思い、遺影はどうしようとか、そんなことばかり考えて過ごしていたのだった。
あれから2年が経った。
結局、術後の病理検査で癌が残っていたので、放射線治療と再び化学療法を受けた。
でも、再発はあるかもしれない。
トリプルネガティブはタチが悪い癌だとネットではさんざん書かれている。
再発するならきっと早い段階だ。
だから無事に経過観察が終わると、半年分の生存チケットをもらった気分なのだ。
ところで「おまけの人生」という言葉をネットで検索したら、本川達雄先生のエッセイがヒットした。
あら、先生、エッセイ書かれていたんですね。今度、図書館で借りてみようかしらん。
この本川先生の本は面白いです。
そういえば、心拍数で寿命をはかるサイトというのがあって、それに私の心拍数(小動物なみに早い、笑)を入れてみたことがある。そうしたら、とっくに私の寿命がつきていたという…。^-^;
ま、どちらにしてもおまけの人生、どうせなら楽しんで生きていきたい。
とういわけで(?)、春からの中国歴史講座は申し込みました。