日日是好日 Diary

乳がん治療と日々の生活

椿餅と源氏物語(2024.1.23おまけ追記)

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先日、建仁寺塔頭の両足院の特別拝観最終日に滑り込みで行き、帰りに祇園の「かぎ甚」さんで椿餅を買って帰りました。

最近、夜にお抹茶をいただくと眠れなくなるということに気づき(前は1杯ぐらいなら大丈夫だったのだけれど、最近はあきません、^-^;)お茶は残念ながら、お抹茶ではなく青ほうじ茶で。

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今日、かぎ甚さんのInstagramを拝見したら、「椿餅」は平安時代からあって源氏物語にも登場すると書いてありました。

へぇ、と思って調べてみたら、源氏物語の「若菜上」の中に出てきました。

(あれこれ調べて「若菜上」にたどりいてその一文を見つけたあと、Wikipediaみたら、載ってたので脱力、^-^;)

ja.wikipedia.org蹴鞠の会の時にだされたものらしいです。

 

「椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ」

 

椿餅は道明寺粉で作られるそうですが、かぎ甚さんのは羽二重餅になっていました。

とても美味!

ああ、お抹茶たてればよかったです。次に買ってきた時には必ずお抹茶でいただきます。

 

 

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椿餅、椿の葉っぱって包むというのが珍しく日本独自のものではないかという話です。

なので、これが和菓子の起源となるとか。

 

ところで、「光る君に」ご覧になってますか?

藤原姓が多すぎて、相関図眺めないとだれがだれやら混乱します、^-^;

 

(おまけ)
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かぎ甚さんの近くのカフェOPAL

なかなか雰囲気のあるお店でした。(中は写真NGのようだったので撮っていません)

バナナが上にのったケーキが美味しかったです。(ケーキの名前忘れた、^-^;)

そのあと、天狼院書店に寄って、荻原規子さんの紫の結びの二と三を買おうかどうしようかと散々迷った挙句、まだ一を積読本にしたままなので我慢しました。

(オットは薔薇の折り紙の本を買ってた)

 

その後、高島屋のT8の中古レコード屋さんとまんだらけにはじめて立ち寄ってみました。大貫妙子さんのLPが高額買取になっていてびっくり。

 

(おまけ)

そういえば、城南宮で買った椿餅は道明寺粉で作られていたと思い出しました。

↓(昔、Instagramのストーリーにあげたものを掘り起こしてきました。)